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ドラマー陽のつれづれmemo. drums, mac, etc.

2010 年 1 月 19 日
から Yo
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ER-4S購入

アマチュアドラマーということもあり、「良い音で音楽を聴く」ってことにはわりと貪欲です。スティック持って練習するのと同じかそれ以上に、音楽を聴いて「耳・音楽脳を育てるコト」「感動するコト」は大事だと思っていて、事実それがいつも糧になってます。

何年も前にSHUREの大ヒット作E2Cから始まったヘッドホン遍歴は、その後ATH-CK9, AH-NC732と来てましたが(HD-580も挟んだけど、これは会社の先輩にお譲りした)、「ついに」という感じで2010/1/16、ER-4Sを入手。サウンドハウスで18800円也。ヘッドホン/イヤホンに興味のある人なら間違いなく知っているアイテム。普段使いだったATH-CK9は解像度が高く、特に高音が伸びやかで好きでした。ER-4Sは全体のバランスが良くなり、解像度はさらに上がる感じかなと想像してたんですが…そして、その想像は間違ってはいなかったんですが…

これはスゴイ。キャラクターは前述の通りだけど、「これまで聞こえてなかった音」がここまで聞こえる体験は久しぶりです。Eclipse TDのスピーカーを初めて聴いた時の衝撃に似ています。音楽はもちろん、通勤時間はたいてい英語のリスニング教材を聴いてるんですが、それもやたらリアルに…うぅぅ、スゲェ。音に関しては文句なしにオススメです。特に「高解像度で、味付けの無い音」を求めてる人には究極の品かも。

ただ、良く言われるタッチノイズ(ヘッドホンのケーブルに物が振れることによる雑音)は確かに大きいので、耳の周囲にケーブルを這わせる装着法(SHUREがけ、なんて呼ばれてるようですが)での回避要です。コレでかなり軽減され、電車中など動いてないときはまったく問題なし。

装着感は個人的にはかなり良いです。標準の3段キノコ(イヤーチップ)がすんなりピッタリ奥まで入り、ローもばっちり出てます。ただ、耳の奥までつっこまないと本領発揮してくれないので、カナル型に慣れてない人は最初はやっぱり戸惑うかも。

CK9は運動しながら音楽聴きたいときに継続使用。NC732はノイズキャンセリング&装着感はベストなので、喫茶店等で勉強したいとき…と使い分ける予定です。後者はER-4Sの装着感が思ったより良いこと、遮音性が半端なく良いことからER-4Sでもカバーできてしまうかな。状況に応じて、装着感と音質で天秤にかける感じで。NC732だけはカナル型じゃないので、Liveでのモニター用途には使い易い状況があり(ヘッドホンにはクリックしか出さない場合とか)、三者三様に活躍してくれそうです。

2010 年 1 月 19 日
から Yo
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ブルックスコーヒーお試し

良く「1杯19円」という広告を見かけるブルックスコーヒー。ものは試しってことで注文してみた。仕事中の飲み物代ってのは意外とバカにならんので。冬は「体を冷やさないように」ってのもあって、コーヒーや紅茶、白湯なんぞを飲んでるので、試してみて美味しかったらいいな〜という単純な理由。さて、お味やいかに。

2010 年 1 月 10 日
から Yo
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Air Mac ExpressとSM-SX10を光デジタル接続

ずいぶん今更ながら…明けましておめでとうございます。ブログのデザインも水流っぽいイメージのものからひまわり(=陽って感じで)着替えまして、気分一新。

さて、だ〜いぶサボってましたが、久々にネタがあったので更新してみます。

愛用のデジタルアンプ(*1)にはデジタル入力端子が二系統あるので、MacからのデータをUSB機器かなんかを挟んでアンプに渡せたらな〜と思って検索していたら、こんな記事が。そもそもMacのステレオミニプラグは光兼用だったのか。全然知らなんだ。USB機器要りませんな。

ぬ。てことは、もしかしたらAir Mac Expressの端子もそうだったりするんじゃ…?と思って検索してみたら、やっぱりそうだった。んー!こんなステキな状況に今まで気づかなかったとは。

Air Mac Expressには「Macからの音を無線で飛ばす機能(Air Tunes)」があるけど「アナログになっちゃう(=DAコンバートはMacでやることになる)からな〜」と思って半ば無視してたけど、光デジタルで繋がるならD/Aコンバートはデジタルアンプの方でできる。これは音質も結構期待できちゃうんじゃない?ということで、早速試してみた。

結果。ん〜、これは実にイイ!iTunesにつっこんである大量の音源が、お気に入りのアンプとスピーカー(*2)で気軽に鳴らせるのは実に便利。圧縮音源が大半だけど、遊佐さんはロスレスでも取り込んであるので音もかなりいい感じです。普段あまり聴いて無い曲も気軽に聴くようになりそう。

ちなみに今回、ELECOMのスーパーフラットLANケーブル(10m)を新調。これまた時代の進歩を感じる品で、取り回しが素晴らしくラク。Air Mac Expressには「ADSL回線の信号を飛ばす」という本来の役割があるけど、ADSLモデムとアンプがかなり遠いので。夜に注文したらもう今朝には届いちゃって、便利な世の中を実感!

  • *1 SM-SX10(SHARP)。澄んだ音がお気に入り。今時の5.1chとかではなく、2chのみのシンプルなアンプ。残念ながらもうSHARPは単品アンプ作ってないみたいですが…
  • *2 Eclipse TD712z。小さな音でも生楽器の音が自然で一目(聴?)惚れ。でもお値段が厳しく諦めてたある日、展示品特価が…!飛びついて購入してしまいました。

2009 年 7 月 5 日
から Yo
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ブルガリアンヴォイス初体験

音楽仲間のピアニストHさんがプッシュする「ブルガリアンヴォイス」。CDを何度か聴かせてもらい、ぜひ生で一度観てみたいと思ってました。7/4にコンサートがあり、チケット取りに便乗させていただき、行ってきました。国交回復50周年の記念イベントだったということは当日知りました。

今回は3部構成で、前半2部は日本人でブルガリアンヴォイスや向こうの音楽に関心を持ってプレイしてる人たちの歌唱・演奏、そして3部目が本場の方たちの歌唱でした。いやー、すごかった。「ハイパーソニック効果」なんて言葉も使われてましたが、「生で聴いてナンボ」な感じは良く分かりました。マイクなどは一切ナシ。ブルガリアンヴォイス独特の、いろんな声が渾然一体となって「あっ、今来てる!」という感覚には、ただただ感動させられてしまいました。

ピアニストHさんが言う通り「解析だの分析だのしようってのは野暮」な感じで、もう「この唱法は、代々受け継がれているものなんです」で済んじゃう感じ。圧巻です。

終演後は豚のお店でHさん・Sさん・S夫妻で飲み語り。豚足、焼豚が絶品。そしてビールはプレミアムモルツ。これは良いお店でした。

ちょっと出てた意見は「前半2部は、単に興味があって(悪く言えば)真似している、って印象だったな。『交流』なんだから、もっと日本独自のものをバーンと出さないと〜!」というもの。今回は日本で行われる「ブルガリアンヴォイス」が中心のイベントだったんで、あの進行は自然だとも思います。実際、序盤にも僕は「いいな」と思ったポイントあったし。でも確かに、「日本ならでは」のアイデンティティを感じてもらえる何かをもって、それを交換し合ったら、確かにもっと深い交流ができるのかもな、とは思いました。

じゃ、僕らのアイデンティティって何だろう…?って考える。するととたんに、「自国の文化」という切り口で見たとき、見事に薄っぺらいことに気づく。触れてきていないし、自分が今大事だと思っているものも、輸入文化だしなぁ。それはそれで今の自分たちの背景なんだろうけど、ブルガリアンヴォイスのような、連綿と受け継がれてきたものを持っている人たちには、ちょっと憧れます。

2009 年 7 月 3 日
から Yo
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Time Machine 事始め(外付けHDD導入)

7/5追記 「カッ」という音(ヘッドの移動音?)が時々する。しかし耳障りなほどではなく、頻度も低いので問題ないかな。

7/5 追記2 実際に使い始めて、以下の2機能が無いことに気づく。

  • Mac側のスリープ時に外付けHDDが連動スリープウソ。ちゃんと連動スリープしてました。(2010/01/10追記)
  • 長時間アクセスが無い場合のスリープ

これらは、明記されてない機種にはついてない機能なのね…。MacBookは電源落とす方がまれで、ほとんどスリープ運用なのでちょっと使いづらい。使ってみて初めて分かった点。

ただ、冷静に考えると「Mac稼働時に常に外付けHDD電源入れっぱなし」なのは無駄が多い気がして来た。もちろん1hおきのTimeMachineバックアップが常に動いていて、恩恵は最大限に受けられるんだろうけど、「必要な時に手動でマウントしてTimeMachine稼働」で十分な気もするので、それで運用することにします。

(以下、初回投稿時の内容)

取らねば、取らねばと思いながら、数ヶ月間バックアップを取らないままMacBookを使用して来てしまった。グズグズしてたのは「どうせなら、無線LANの高速化も同時に実現できるAppleのTime capsuleか?」と考えていたため。

結局、現状ではcapsuleは高過ぎるため、見送り。無線LAN速度の現状に大きな不満も無いので、旧型AirMac Expressを継続使用し、単なる外付けHDDを追加することに。

導入にあたり、MacBookを160GB→500GBとした時の2.5″の160GBが余っていたが、これを有効利用という手段は今回取らず。流用をやめた理由と新規選択基準は以下の通り。

  • 手持ちの2.5″ケースはIDEオンリーでSATAは入らない
  • Time Machineを使用する以上、本体より容量の少ない媒体はNG
  • ケースもHDDも新調するならば、コストパフォーマンスの高い3.5″が吉
  • 現行品はどれも十分速いので、静音性とデザインを重視

というわけで、以下の2商品を購入。だいぶ長いこと3.5″のHDDを触ってなかったので、「こんなにデカくて重かったっけ?」とびっくりしたりも。合計は12000円弱。将来的に中身のHDDだけ乗り換えること、デザイン、静粛性を考えるといい買い物だったかな。

レビューの通り、HDDそのものが非常に静か。ケースもファンレスでトータルな静音性はかなり良い。ごく低い「ウーン」という振動が伝わってくる程度で、合格!

ケースのデザインは想像以上にMacBookと馴染み、デザイン面も合格。ただし付属のスタンドはかなりチープで、スタンドの役割を果たすか疑問。最初に同梱された時点で曲がっていた…。この足は無視し、付属のシリコンゴム足を直接本体に付けし、一番HDDにストレスがかからないと思われる「横向きの直置き」で設置。

使用時はMacBookの後ろに設置しているが、ちょっとズラして撮影↓。広角で撮ってしまい、歪んでしまってるのはご愛嬌…。質感は「若干MacBookよりシルバー成分多め」くらいで、かなりマッチします。

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Disk Utilityで初期化し、さっそくTime Machineの初回バックアップを開始。現時点で10分以上思いっきりブン回ってるけど、触っても熱は皆無。ただし青色LEDについては、目立つ場所に設置する場合、やや主張し過ぎかな。僕の場合、MacBookの後ろに置いているので問題なしですが。

ケースのレビューで書かれている電源周りの問題点などが出ないか気になるが、こちらは後日問題が出てくれば書きます。なかなか、ナイスチョイスだったかも。

2009 年 6 月 27 日
から Yo
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ドラムセット購入

ついに、初の「自分のドラムセット」を購入してしまいました。

SONOR Force 3007 "Jungle" Maple Kit

SONOR Force 3007 "Jungle" Maple Kit

SONORの「Force 3007 “Jungle”」です。 写真では分かりづらいかもしれませんが、かなりの小口径です。 スタジオ常設のセットだと、良くあるパターンが

  • バスドラムが22インチ(以下22″と表記)
  • タムタムが12″, 13″, フロアタムが16″

ですが、このキットは

  • バスドラムが16″
  • タムタムが10″, フロアタムが14″

というコンパクトぶり。ホント小さいです。 口径が小さいので、耳慣れた「ドッ!」という低音は出ませんが、 それでも16インチにしては相当低いトコまで出てて、リズムパターンを叩いていても違和感なし。これは店頭で試奏してみて、かなりびっくりしました。

青山純ファンとしては、憧れの「SONOR」です。 低価格帯モデルなんで、ドイツ製ではなくMade in China。でも、この価格帯にしては作りが良く、色んなところでホメられてる(↓)。これは、試奏しながら色々いじっているうちに「確かに!」と納得。長期的にメッキがどうなるか、なんてトコは心配ですけど。

ちなみにソナーは「ドラム界のベンツ」として知られるドイツの老舗メーカーで、上級シリーズは余裕で数十万円オーバーの高級品がズラリ。普通に自動車が買えるタイコがいっぱいです…買えませんって(笑)

色は「スネアが引き立つ」という理由で無塗装(メイプル=カエデ)に。シンプルで気に入ってます。モノは渋谷の楽器屋「KEY」のフェアで、定価119700円→まさかのお値段で入手。まじっすか、というレベル。普段は7万を切ることも滅多にないのでホクホクです。 店員さんの対応もとても丁寧でした。

音も気に入ったし、見た目はカワイイし、加えて安いしで言うことなし! さしあたってのイベントは、9月の音楽仲間合宿。右利きの人は常設のを、左利きの人はコレを叩くという風に、2台セットできます。楽しみ!

その前に、何度か音出ししておきたいなー。音出ししてみたら、またつらつら書いてみます。

2009 年 6 月 24 日
から Yo
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対話とは互いの心と心が理解しあうこと。言葉は多くの場合、心を隠す役しかしない

もうだいぶ古い漫画ですが、「花の慶次」で心に残った言葉の一つ。慶次が叔父である前田利家に「なぜそんなに私を憎むのか?」と問うたやりとりでのこと。「知らん」と答えるのを拒絶する利家に、慶次は抜刀し「 主 主たらずば 臣 臣たらず! さあ理由を!」 とせまり、「荒子城」の件を利家が未だにひきずっていることを引き出す。

「荒子城」とは、利久(慶次の義父)から養子の慶次に受け継がれる予定だった家督が、利家の横槍により信長の鶴の一声で利家に決定した際、慶次と奥村助右衛門が立てこもり、最後まで拒否・抵抗した事件のこと。

多数の兵士がいるように見せかけて、実は、篭城していたのは慶次と助右衛門だけだった。そして慶次は開場の後、猿をつかった寸劇で、殺意にギラついていた家臣たちを笑いの渦に巻き込んでしまう。その時、利家は慶次のカリスマ性に心底怯え、「いつかおまえを殺らねば」と思ったというもの。

「おれは人に好かれたことがない。ただの一度もだ。なのになぜおまえばかり。くそぉ!!おまえにそんな気持ちがわかるか!!いいか前田家はおれのものだ!!」慶次は、あえて利家と語り合うことをやめた。対話とは互いの心と心が理解しあうことだ。そして、言葉は多くの場合、心を隠す役しかしない。(花の慶次・第三巻より)

恐れの存在、力の差を意識することなどで(言い方を変えれば、人間の器により)、自己開示の度合いは大きく異なる。それは時に、(他方からどう働きかけても)どうしようもないことがある。

開示しよう・分かろう・共感しようという気持ちなしに言葉だけを交換しても、心は通じ合わない。理解し合えない。言葉を満たす前に、必要な心構え、なっておくべき気持ちというものがあるのだ、ということを言っている気がする。

2009 年 6 月 24 日
から Yo
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ヨギ・ホートンというドラマー

ドラムマガジンで、佐野康夫さんが好きなドラマーとして挙げておられたように記憶してます。そして、幸運にも渋谷のライヴハウス(クロコダイル)で少しだけお話させていただいた時に、「彼の教則ビデオがあるんで、観てみるといいかもしれません」というようなことをおっしゃっていた記憶が。

気になるページがあったので、貼付けときます。最高のドラマー、ヨギ・ホートン

2009 年 6 月 4 日
から Yo
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銀河手帖 レビュー(初回特典DVD編)

3つ続いた「銀河手帖」レビュー、初回特典のDVD作品についてもさらりと。

I’m here with you

一発で気に入りました。まず、なんといっても遊佐さんがきれいです。美しいのはもちろんのこと、所作がきれいで、品のある人だよなー。ほんとに、素敵な大人の女性です。

心地よいのは、映像の質感や、ピントの置かれ方。登場人物や、映像効果を含めた展開のしかた。…あと、遊佐さんがヒールキックするとこ(笑)そして子供たち、大人たちの笑顔がとても魅力的です。

あったかくて、そして「陰」が美しいからこそ「陽」がとても強く意識される、素晴らしい作品です。絶対、買うなら限定版ですよ、みなさん(笑)

春の雨

もう一つは、「休暇小屋」に収録されていた「春の雨」の映像作品。ピアノ弾き語りのLive映像と、霧雨に煙る春の情景、水面に生まれるripplesの組み合わさった世界です。Liveの遊佐さんの表情がとても素敵です。これも、いいな。