今日も体調回復せず、休み。ちょいと長期戦の様相を呈してます。微熱と頭痛アリなんだけど、ちょっと今週は家に籠り過ぎなんで。昼飯を食いがてら、遊佐さんの新作「銀河手帖」を入手してきました。
帰宅後、葉々屋のディンブラでミルクティを丁寧にいれて。落ち着いたところで、いよいよ初聴き。僕にとって「遊佐さんの作品を初めて聴く」って体験はホントに特別です。極上の時間。ECHOの時はスコッチ買ってきて、飲みながら聴いたりしてました(笑)
さて、印象をば。
詞がいい
じっくり読みながら聴いてると、音と詞の両方があってこの世界ができるのね、っていうアタリマエのことを改めて感じて。そして歌詞こそ、まさに「いまの遊佐さん」を感じられるコアなんだな、と。普段って結構「サウンド」として聴いちゃう時間が長いので、こうして歌詞もじっくり味わいながら聴くのは、とても新鮮。
銀河な感じ
感じますね、コレ。寝っころがって聴くのもいい。変に加工されて音が拡散してるんじゃなくて、緻密に織りなされた、でも天然素材感あふれる音たちが空間を作っている。それを感じるのに、後述するように歌にフォーカスが来てるから、初めて聴く人でも「あっ」という感じで、魅力に気づきやすい気がする。
うた・音
もちろん楽器もクリアに聴こえるし、とても空間も感じるんだけど、それでも歌がグッと出てきている感じがして。これはうったえる。
ウッドベース、吹きもの、弦もの…琴線に触れる音がたくさん入っていて。中でも印象的だったのは、ライドシンバル。ライドの音が、すごく曲の印象に影響を与えるのを感じた。スティックの音がいっぱい鳴ってるような、枯れた音、すごくいいなー。一方で、僕の手持ちライドのような、サスティンの伸びるきらめく感じの音の曲もあって。それはそれですごくマッチしてて。
いちドラマーとして、枯れた一枚がほしくなった。
「はじめて」な印象の曲
「初めてなのに懐かしい」ではなく、ほんとに「はじめて」な感覚。特に「Tell me why」でそれを強く感じて、外間さんの曲だというのが不思議なような、納得なような。遊佐さんの曲も、外間さんの曲も、ぜんぶ、ちゃんと「いまの音」してるんだなーと思った。
てなわけで、新鮮に聴けるうちにいっぱい耳を澄まして、感動体験しよう。うーん、至福!(笑)
ドラム野郎視点では…
- 「道標」でのドラムの「在り方」は、まさに山木さん…唯一無二!技術云々じゃなくて、在り方をどう思ったのか、という。
- 楠さんの「ミナヅキ」のやさしい音は、遊佐さんを熟知した楠さんならでは、な印象。
- 「Tell me why」outroのハイハットのトリル、「ショコラ」の片手16分ハットのサクサク感。佐野さん節、炸裂…(笑)
(番外)ポストカード
山野楽器の予約特典の、ポストカード。駅に立っている遊佐さんがあまりにカワイくて。もうコレ、どうしましょ。